藤倉大:ピアノ協奏曲第3番「インパルス」を含む小菅優の新譜が5/25(水)にソニー・ミュージックよりリリース!
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小菅優の新譜が5/25(水)にソニー・ミュージックより発売されます。
収録曲は、藤倉大のピアノ協奏曲と小品、およびラヴェルのピアノ協奏曲ト調。

藤倉大のピアノ協奏曲第3番「インパルス」は、モンテカルロ・フィル、読売日本交響楽団とスイス・ロマンド管弦楽団の共同委嘱作品で、小菅優に献呈されたものです。
同じ藤倉大の「WHIM」は、「インパルス」の日本初演時のリハーサル中に、指揮の山田和樹さんと藤倉に「カデンツァを聞いてほしい」と言って小菅が弾いてみせたことから藤倉が思いつき、カデンツァパートだけをソロ・ピアノ作品として独立して出版することにしたというユニークな出自を持ちます。ラヴェルの名作「ピアノ協奏曲ト長調」ともに、共演はイギリスの俊英ライアン・ウィグルスワース指揮する名門BBC交響楽団で、2021年に行われた最新セッションの録音です。

【収録内容】
1.藤倉大:ピアノ協奏曲第3番「インパルス」
2.ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
3.藤倉大:WHIM
小菅優(ピアノ)
ライアン・ウィグルスワース(指揮)
BBC交響楽団
<録音:2021年 ロンドン>
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

メディア掲載レビューほか

ソニー・ミュージックからはひさしぶりのソロ・リリースとなるピアニスト、小菅優の協奏曲アルバム。小菅の協奏曲録音は、小澤征爾指揮する水戸室内管弦楽団とのメンデルスゾーンの協奏曲第1番(2009年)以来。藤倉大のピアノ協奏曲第3番「インパルス」は、モンテカルロ・フィル、読売日本交響楽団とスイス・ロマンド管弦楽団の共同委嘱作品で、小菅優に献呈されました。3つのオーケストラの初演全てにおいて小菅優はソロを務め、大きな話題となったものです。同じ藤倉大の「WHIM」は、「インパルス」の日本初演時のリハーサル中に、藤倉大と指揮者の山田和樹に「カデンツァを聞いてほしい」と言って小菅優が弾いてみせたことから藤倉が思いつき、カデンツァパートだけをソロ・ピアノ作品として独立して出版することにしたというユニークな出自を持ちます。 (C)RS

https://www.sonymusic.co.jp/artist/YuKosuge/discography/SICX-10016

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<小菅優 プロフィール>
高度なテクニックと美しい音色、若々しい感性と深い楽曲理解で最も注目を浴びている若手ピアニストの一人。2000年にドイツ最大の音楽評論誌「フォノ・フォルム」より、ショパンの練習曲全曲録音に5つ星が与えられた。

9歳より演奏活動を開始、2005年ニューヨークのカーネギーホールで、翌2006年には、ザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタルデビューを行い、大成功を収めた。

これまでにドミトリエフ、デュトワ、小澤、大植、ノリントン、オラモ等の指揮でベルリン響、フランクフルト放送響、シュトゥットガルト放送響、ハノーファー北ドイツ放送フィル、サンクトペテルブルク響、フィンランド放送響、最近ではノット指揮スイス・ロマンド管と共演。ザルツブルクをはじめラインガウ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン等の国際音楽祭にも出演し着実に活躍の場を広げている。

2010年ザルツブルク音楽祭で、イーヴォ・ポゴレリッチの代役としてフィリップ・ヘレヴェッヘ指揮カメラータ・ザルツブルクと共演し、絶賛を博した。2012年4~5月、紀尾井シンフォニエッタ(指揮:ティエリー・フィッシャー)のアメリカ・ツアーに参加、10~11月にはハンスイェルク・シェレンベルガー指揮カメラータ・ザルツブルクの日本ツアーに参加、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番から第27番までの全8曲を共演し、高い評価を得た。2013年2月、服部譲二指揮ウィーン室内管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」を共演、ウィーンデビュー。そしてロンドンのウィグモアホールでリサイタルを行いロンドンデビューを果たした。

2010年から15年にはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会(全8回)を東京、大阪で行い各方面から絶賛を博した。さらに現在はソロだけでなく室内楽や歌曲伴奏を含む、ベートーヴェンのすべてのピアノ付き作品を徐々に取り上げる新企画「ベートーヴェン詣」に取り組んでいる。2017年から4年にわたり、4つの元素「水・火・風・大地」をテーマにした新リサイタル・シリーズ『Four Elements』を開催した。

録音はソニーから発売している「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集第5巻『極限』を含む15枚のCDをはじめ数多い。

第13回新日鉄音楽賞、2004年アメリカ・ワシントン賞、第8回ホテルオークラ音楽賞、第17回出光音楽賞を受賞。2014年に第64回芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞、2017年に第48回サントリー音楽賞受賞。

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© Alf Solbakken

<藤倉大 プロフィール>
15歳で単身渡英しベンジャミンらに師事。世界のトップ・オーケストラ、音楽祭等からの国際的委嘱も多数。尾高賞、ヴェネツィア・ ビエンナーレ音楽部門銀獅子など受賞。オペラの国際的評価も高く2015年に《ソラリス》、18年に《黄金虫》、20年に《アルマゲドンの夢》を世界初演。近年の活動は多岐に渡り、リモート演奏のための作品発表や、テレビ・映画の作曲依頼も多数。録音はソニー・ミュージックや主宰するMinabel Recordsから、楽譜はリコルディ・ベルリンから出版されている。